『Ghost of Tsushima』から300年の時を経て、新たな伝説が蝦夷地に刻まれる。復讐に身を焦がす女武芸者・篤の物語は、前作の完成度を受け継ぎながら、さらなる高みへと到達した。なぜ本作は発売直後から高い評価を獲得しているのか。その魅力を紐解いていこう。

📜 ゲームの歴史

2025年10月、PlayStation 5向けに発売された本作は、前作『Ghost of Tsushima』の約300年後となる1603年の蝦夷地(現在の北海道)を舞台としている。Sucker Punch Productionsが手がけた本作は、前作で確立したオープンワールド時代劇アクションの完成度をさらに磨き上げ、新たな主人公と舞台で物語を紡ぐ意欲作として登場した。

🏆 名作たる理由

  • 蝦夷地の自然美を再現した圧巻のグラフィック: 雪原、草原、桜並木など、北の大地ならではの多彩な景観が、次世代機の性能を活かして美しく描かれている
  • 探索が止まらないサブイベントの連鎖: オープンワールドに散りばめられたサブイベントが有機的につながり、プレイヤーの時間を尊重した設計で寄り道の楽しさを提供している
  • 歯ごたえのある戦闘システム: パリィや闇討ちなど多彩な戦闘オプションを持ちながら、標準難易度でも敵の火力が高く、緊張感のある剣戟を楽しめる

💻 プレイ環境

本作はPlayStation 5専用タイトルとして発売されている。復讐の旅路を辿る篤の物語を体験するには、PS5本体が必要となる。

🎯 Creator's Eye

本作が示すのは、続編における「継承と革新」の理想的なバランスだ。前作で完成されたゲームシステムの土台を活かしつつ、新たな時代設定と主人公によって物語に新鮮さをもたらしている。特に注目すべきは、プレイヤーの時間を尊重した設計思想だ。ベンダーをキャンプサイトに呼べる仕組みなど、移動の手間を省く工夫は、オープンワールドゲームにおける「快適さ」と「没入感」の両立を実現している。多様な戦闘オプションを用意しながら適度な難易度を保つバランス調整も、プレイヤーに選択の自由と達成感を同時に与える優れた設計と言えるだろう。