日本の田舎を舞台にした生活シミュレーション『ほの暮しの庭』が発売中です。深い山奥の集落・彼ヶ津村で、農業や牧畜、釣りや狩猟を楽しみながら、穏やかな田舎暮らしを満喫できる本作。しかし、この村には「八つの掟」という不穏なルールが存在し、夜になると村の様子が一変します。のどかな日常と不気味な夜が交錯する、異色の生活シミュレーションをご紹介します。

✨ ゲームの特徴

本作は80種類以上の作物を育てる農業、鶏・牛・馬などの牧畜、釣りや狩猟、ダンジョン探索まで、幅広い生活要素を楽しめます。素材を集めて1,500種類以上のアイテムをクラフトし、自宅や庭を自由にアレンジすることも可能です。

農業パートは投資型の作物やクオリティ・レア度が上がる仕組み、卵の自動回収機や加工のバリエーションなど、作り込みが高く評価されています。スプリンクラーなどの設備で作業を効率化でき、自由時間が増えていく過程も魅力です。スタミナ、時間、カレンダーの3要素をどう使うか考えながら1日を組み立てるゲームデザインは、限られた時間の中で何をするか決める楽しさを提供します。

昼間はのどかな田舎暮らしを送れる一方、夜になると村に伝わる「八つの掟」をめぐる不穏な出来事が起こり始めます。穏やかな日常と村の掟をめぐる緊張感を両方描き分けており、癒しと不安が同居する独特の雰囲気が特徴です。

🎨 開発ストーリー

本作は『夜廻』シリーズを手がけた日本一ソフトウェアのチームが開発を担当しています。『夜廻』のグラフィックやクォータービューのノウハウを活かし、生活シミュレーションという新しいジャンルに挑戦しました。

開発チームは生活シミュレーションの制作が初めてだったため、他社タイトルを研究し、「痒い所に手が届く」作りをコンセプトに開発を進めました。生活シミュレーションとしての土台をしっかり構築した上で、チームならではのシナリオや不穏な表現を加えています。

👥 こんな人におすすめ

  • 農業や牧場運営をじっくり楽しみたい人
  • ストーリー性のある生活シミュレーションを求めている人
  • ほのぼのとした雰囲気の中に緊張感を求める人

なお、ホラー要素が苦手な方向けに、不穏なイベントが発生しない「あんしん暮しモード」も搭載されています。

📅 発売情報

発売中
対応機種: Nintendo Switch 2、PC (Microsoft Windows)、PlayStation 5、Nintendo Switch
開発: Nippon Ichi Software, Inc.
発売元: NIS America, Inc.

🎯 Creator's Eye

本作の魅力は、生活シミュレーションとホラーという一見相反する要素を「緊張と緩和」のバランスで融合させた点にあります。のどかな農作業に没頭している時に、ふと不穏な空気が顔を見せる。この違和感の積み重ねが、プレイヤーの好奇心を刺激し続けます。

ゲームデザインの観点では、スタミナや時間といった制限が単なる縛りではなく、1日の行動を計画する楽しさに繋がっている点が秀逸です。制限があるからこそ、プレイヤーは優先順位を考え、効率化の方法を模索します。面白いゲームを作るには、制限をストレスではなく戦略性に変える設計が重要だと学べる作品です。